6.雑談

私は雑談が苦手です。

理由を考えてみたところ、次の2点が挙げられます。

 

1.嫌われたくない意識が働く。

2.学生時代の話に入っていけない。

 

まず1について書きます。

特に相手が初対面の場合、自分の意見を言って嫌われたくないから当たり障りのないことしか言えません。

当たり障りのないことしか言えないから相手は自分のことを面白くない奴だと思うという被害妄想を抱きます。

 特に飲み会の場では面白い返しをしなければいけないというプレッシャーを感じます。

周りの人は相手が喜ぶ(少なくとも相手はそう感じているように見える)面白い返しをします。

それにたいして別の人は突っ込みをします。そうして話は盛り上がっていきます。

私は大抵の場合そういった盛り上がりに入っていけません。とりあえず愛想笑いはして場の空気を盛り下げないように気を使ってはいます。周りを気にしすぎのところがある私は空気を読む力はそれなりに備わっていると思います。

そういったことに疲れますし、楽しくありません。

そんな私は嫌われてはないけど面白くない人間と思われていると思います。

そんなことはどうでも良いことなのでしょうが、そんなどうでも良いことに悩んで飲み会の後はいつも嫌な気分に陥ります。

 

2について書きます。

私は前回でも書きました通り、学生の頃は友達もいなくて充実した学生時代を送れていませんでした。

kesepian.hateblo.jp

だから、学生の頃の話になると元々少ない口数が更に少なくなります。

学生時代のことを聞かれても当たり障りにない回答を曖昧に答えてお茶を濁します。

友達のいない人間と思われたくない意識が強く働きます。

学生時代の話は(特に社会人1,2年目あたりでは)盛り上がる話題の一つであると思います。それに入れない疎外感を感じます。

友達のいなかったことや充実していなかったことを自虐的に笑い飛ばして笑いのネタにすれば良いのでしょうが、私のメンタリティーではそれができません。

また、それはしたくもないことです。

 

 2つ書きましたが、私のそんな悩みなんて先日の震災に比べると取るに足りないことだと思います。そんなことに悩んでいる私は甘い人間で、ある意味幸せな人間なのだと思います。