11.失敗体験

約5か月ぶりの更新になります。

(約5か月前に下書きを書いたのですが、放置しておりました)

このブログは主に夜に書いています。
「夜書いた手紙は朝見直せ」という格言?の通り、夜書いたブログを後から読み直すと恥ずかしく思うことが多いです。
前回のブログで不安感について書きましたが、読み返してみたら何が言いたいのか良くわからない内容でした。

恥ずかしい限りです。
しかし、このブログは日常生活では言えない恥ずかしいことも書きたいと考えていますので、夜書いて朝見直すこともなく公開したいと思っています。

不安感の正体を改めて考えてみたところ、それは数年前の仕事での大きな失敗体験が尾を引いていることだと判明しました。
何故不安感の正体がすぐに出てこなかったのは、この失敗体験は自分の中でなかったことになっていたからでした。
完全に忘れた訳ではないですが、無意識に思い出さないようにしていました。
都合の悪いことは忘れる人間の性(自己防衛本能)だと思います。

この失敗体験を久しぶりに思い出して当時の悔しい思いが蘇ってきました。
「自分はダメな人間だ」という自己否定感に苛まれた当時を思い出し、落ち込みました。

この失敗体験の後、数か月は落ち込みました。

しかし、この失敗体験は自分の限界を知りえた貴重な機会だったとポジティブに捉えるようにしています。

 

少し前に有名企業に勤める若い女性が過労で自殺するというニュースがありました。

このようなニュースを見聞きするたびに「なぜ辞めないのだろう」と疑問に思います。

死ぬことが一番怖いはずなのに、死に逃げるほど追い込まれていたのでしょうか。

会社を辞めることは人生の負けを意味して、死よりも重かったのでしょうか。

仕事に命を懸ける――言葉は格好良いですが、死んでしまったら何も残りません。 

私にとって仕事は命を懸けるほどのものではないことは失敗体験で知り得ることが出来ました。

しかし、不安感を打ち消すためには失敗体験を打ち消すほどの成功体験が必要と思っています。

「若いうちは失敗しろ」とよく言われますが、それは成功のための糧にしろという意味になると思います。

今は仕事の成功よりも生活の安定を望んでいますが、いつかは仕事において成功を収めたいと考えております。